「 小高い丘。というか山。

 緑道のようなところを歩く。街灯の根に、一つおきくらいにトーテムポールふうの彫り物がされている。

 その丘を、父と二人で歩いて越えていく。

 土の上に、綺麗な方形の、透明な石(こぶし大の大きさ、私はなぜかそれをカンラン石だと認識していた)がいくつも落ちている。

 とくに美しいものを選んで拾う。赤いのもある。

 母が追いついてきて、三人で歩く。

丘のふもとには、インディアン一族の古い肖像画が飾ってある(立て看板のようなもの)。

『この一族は、聖なる山(此処)を持っていたので、他の部族から攻められずに住んでいた。

だから、アクビをするウサギ(平和の象徴)をシンボルマークにしていた』と、父が解説してくれる。」

『アクビをするウサギの一族』

 

 

 

 

 

「 バスに乗る。K高校(私の出身高校)に行きたい。

 その街には、トイレに紙がないときにはスイッチを押して、近くを通るバスに知らせる(押すと車内でランプがつくのです)というシステムがある。

 バスの中でランプがつく。私はティッシュを持っていたので、バスを停めて、困っていたおばさんにやる。

 おばさんが全部持って行こうとするので、

 『私も花粉症なので全部はだめです』

 というが、23枚しか返してくれない(しかも、ティッシュの中にいつの間にか青いハンカチが混じっている)。

 そんなことをしていたら、いつの間にかバスの運転手はその辺で焼き鳥を買ってるし、なんだか客も降りて三々五々歩きだしている。

 私は、女子高生を自転車の後ろに乗せて走り出す。

 田無に行きたいのだけれど、あのバスは田無に停まるか、と訊くと、全然別方向だという。

 これでは間に合わないな、しかしテスト期間だから学校へ行ってもやることないか、と思う。

 私たちは引き返す。

 (注:K高校は田無にはない。また、テスト期間なのは現実生活での私の学校であり、この夢の「私」は大学生である)

 『バス・トイレ・スイッチ』

 

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